アラバマ州にあるレイクガンターズビルで11月8・9日に開催されたバスキャット&マーキュリーマリンナショナルチームトーナメントに招待選手としてWBSから蛯原英夫&助川功将チームが参戦してきました。
まず、ガンターズビルはどんな感じのレイクか?と言うと、景色は桧原湖に似た感じで、もともとは川だったらしく、その川を堰き止めて出来たらしい。全長はおよそ100Kというから驚き!そして琵琶湖南湖のようにウィードだらけ!!気温は最低気温が-1℃、最高気温は18℃と寒暖の差が非常に激しい。
水温は14℃~16℃と思っていたよりは高い。ちなみに景色はこんな感じ。
水質はステインといったところで、ベイトフィッシュは何種類かのシャッドが存在する。そのシャッドの群れといったら本当に半端じゃなかった!ウィードのアウトエッジを回遊しているのだけれどその数、何百尾いやいや何千尾?といったところ。
こういう状況を的確に確認するのに威力を発揮するのが偏光のサングラス、水面のギラツキを遮ることができ、ベイトの有無や質のいいウィードを発見するのに重宝した。今回、使用したのはスエナガ製のサングラスでタレックスのイーズグリーンだった。そのお陰で色々と発見するのに時間も短縮できた。
そしてこのボートがお借りしたウルトラマンカラーのバスキャット・パンテラⅡだ。
走破性はもちろん、釣りをしている時の安定性も抜群!なんといっても気に入ったのは鉄で出来ているかのように硬い強固なハルだった。
プラクティス初日、まずは航路を把握し、それからメインリバーで良質の硬いウィードを探すと言う作業に入った。これが思いのほか時間がかかり、やっとたどりついたのが、ハイドリラとミルフォイルと言うウィードだった。ハイドリラの外側にミルフォイルが生えているようなところ、このミルフォイルが硬い!凄くいい感じである。そしてベイトもいる!そのベイトの名がスレッドフィン・シャッドだ。
その複合ウィードエリアのアウトエッジにD-Zone 3/4ozをピッチンフロッグでキャスト!キャスト!キャスト!投げまくりの巻きまくり!やっと、やっ...と来た!
写真提供:basswave
推定5ポンド、パンパンのビックバス!
正直言って、初めてアメリカに渡り、もちろん初めて訪れた湖だったので、もしかしたら釣れないかも知れない?と言う不安もあったから、この1本はメチャメチャ嬉しかった。
この1本のお陰で、なんとなくではあるが少し解ってきた感じがあって、その後も同じようなウィードを探しながらD-Zoneでサーチしていきナイスサイズのバスを1本追加して初日のプラクティスを終了した。
2日目はコールドフロントが通過するという厳しい状況になった。水温も若干低下した。そんな中、試合の駒を増やすため、良質のウィード探しをした。メインリバーのかなり上流までいった所で昨日のウィード、ハイドリラ+ミルフォイルを発見!サングラスのお陰で判別するのも早いし、すぐにベイトも確認することができた。「末永さんありがとうございます」そこで信じきったD-Zoneでツーバイトワンフィッシュ!そのポイントは釣りきることをせずに移動した。本当はもっともっとウィードを探したかったが時間がないため、一昨日の夜、湖沼図からブレイクが寄っている事を確認しておいた、メインリバー沿いのボートドックへ!!
ここで強烈な睡魔(時差ぼけ)が自分を襲い、ボートドック撃ちを助川君に任せて休憩をとった。「目が覚めるようなのを頼むよ!」と言うとすぐさま「キマシタ!」の声とともにフッキング!助川君にとって初の本家米産のラージマウスバス!
それが、これだー!ワン・ツー・スリー!
写真提供:basswave
いいバスでしょ!レインズホックのテキサスで仕留めた、これまたビックバスでした。
それに良い竿使っているね~!
この後も助川君がナイスサイズをキャッチして2日目のプラクティスが終了。
そしていよいよトーナメント当日の朝が来た。何か起きそうな期待もあれば内心不安もある。どちらかと言えば不安の方のが大きかった。そんな面持ちでいつもとは違う景色の中、スタートとなった。
ファーストポイントは5ポンドを釣っていたエビちゃんウィード!ポイントに着いてD-Zoneをキャスト、一流しでバイト!そしてフッキング!しかし何だか様子が・・・サイズが違いすぎる?このトーナメントは15インチ以上がキーパーサイズであるためにジャパンサイズで言うと約38cm以上なのだ。上がって来たのは36cmノンキーパー・・・釣れども釣れども1cm足りなかったり、2cm足りなかったりで、ボートドックへ行っても同じサイズ、そんなこんなで5本釣ったが全てノンキーパーだった。結局、プラで良かった事しか出来ず、他に行く当ても無い俺達には、ただ悪戯に時間だけが過ぎて行き、初日はウエイイン出来ずに終了となってしまった。「クソー!」
最終日、もうこうなったら泣いても笑っても、今日で最後。せっかくガンターズビルに来たのだから、悔いの無いようにレイクガンターズビルを目に焼き付けて帰ろう!きっと結果だけにとらわれたら、良い思い出にはならない、そう思えたからだ。そしてプラでも行かなかった上流部にあるクリークや行った事も無いマリーナ、断崖絶壁のロックエリアなどなど、釣りをしながら観て回った。奇跡と言ったら大げさかもしれないけれど、起きた!行った事も無いクリークのブッシュで2ポンド少し欠けるキーパーをパワーホックのテキサスリグでキャッチする事が出来た。これで今日はウエイイン出来る!ウエイインが出来た!
それが、これだー!(笑)
写真提供:basswave
この1尾で96チーム中68位タイという結果に終わってしまったが、肩を落とさず、私達は胸を張って日本に帰ってきた。
バスキャットを日本に持って帰る夢は、夢で終わってしまったけれど、またいつか、いつの日かアメリカに行きたいと言う夢は、自分の中で確実に膨らんだ。
こんな素晴らしい夢を私達に与えてくれたバスキャット社様、桐山孝太郎様に心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
最後になりますが、今回、蛯原英夫、助川功将がアメリカに行くにあたり、多大なるご支援、ご協力を頂いたWBSスタッフ、並びに選手の皆様、スポンサー様、JBAの皆様、応援して下さった皆様、本当に感謝しております。ありがとうございました。
蛯原英夫
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